11月2日から6日までの予定で中国へ出張!
の訳が、何と1日伸びて7日の夜中に帰宅。
今回は中国料理を中心に食べながら、順調に商談を重ねていったのだが、帰りの飛行機が順延。
上海から南西に車で5時間余り。今回もやっと着いたって感じ。道がやたらに広い巨大都市!
夜の街も何やら魅了区的?
今回、昼食もマーケットに隣接したところで食事。麺と具材を選んで注文。
とっても美味しくて満足!中国で生きていけるかも!---でも言葉が・・・
帰りの日の朝、通常5時間余りかかるところを何と3時間半で空港まで飛ばしに飛ばした車屋の
運ちゃんがカーレースさながらの追い越し連続走行!予定より早く着いたのでのんびりと食事を
(もちろん今回は中華)楽しんでいました。
搭乗ゲートD81番の待合人たちが、大勢で1階のD229番に移動しているではないか!
始まった!搭乗ゲートの変更。良くある事だ!
これからが、良くあることでは無くなった!
PM2:15の搭乗時間が4時間延びてPM6:00過ぎにバスに乗って、遥々第二ターミナルから第一ターミナルに停まっている中国国際航空CA929便に。タラップを登って搭乗。
中国国際航空や空港からの遅延の説明は全く無く、分からないとの事。朝、発生した霧のせいで100機以上が待機状態になっているとの噂。
そこからまた永遠待たされて、いつになっても飛び立たない!結局地上(空港)に止まったまま機内食が出てきてそれを食す。
その後、ここで日本人客の年配の旅慣れた何処かの重役って感じの方々の活躍が始まるのであった。
利発そうで白髪で、年の功75歳位の方でしょうか、機長にこの事態をどう対処したら良いか進言すると
言って、私の隣に座っている20代と50代位の中国語を喋れる女性を二人連れて、コックピットの方へ行くのであった。(機長には直接会えなかったが、コックピット前のスタッフに伝え、スタッフは機長に伝えるという事になったらしい。)
次に登場したのが、60代位の如何にも頭脳明晰、しかも体格が良く格闘技も熟しそうな大柄な紳士。
この方はご自身で中国語を流暢に話す方。この様な非常事態には、それに合わせた対応が必要と、キャビンアテンダントに交渉して機内の酒類を全て搭乗客らに振る舞い、さらに外部から酒類を補充させた。
私はというと、非常事態様に持っていたつまみ類を出し、皆に振る舞いつつ、大いに盛り上がりました。
機内で約4時間待った挙句、今度は夜中に着く成田空港側が受け入れを拒否したので離陸できないという機長のアナウンス。(ちなみに日本の航空機は同じ時間帯に成田に向かって飛び立ったらしい。)
結局、飛行機を降りることとなったのである。すると、それを知った中国人の女性が機内で猛抗議、何と言っているかちっとも分からないが・・・
何百人も突然収容する施設(ホテル)など無いと思って、私は朝まで機内で待たされると覚悟を決めた。
しかし、予想を覆して飛行機を降ろされ、飛行機から降ろされた荷物を取り、一度出国手続きをしてしまったので今度は入国手続きが始まった。何百人と続く列、入国の関所は2か所のみで、いつもの様に実にのんびりとやっている。今度は荷物検査のコンベアのところで、またしても中国人が大声を上げ猛抗議。叫び声と怒声と物があたり何かが壊れる音「ガシャーン!ドシャーン!バガーン!」。日本人は巻き込まれない様になるべく端の方によって先を促す!
経験豊富な日本人のまた異なる年配の紳士たちがまた登場!
「こんな時ははぐれないように皆一緒になって行動しましょう!このような時の為のホテルがあって、そこに移動するでしょう。明日また飛行機に搭乗するまで気を抜かない様に頑張りましょう!搭乗券は無くさない様に!」何人かの中国語が出来る日本人が、その所所にいる中国人スタッフに聞きながら、空港内を移動し、エレベーターを乗り継ぎ、大型バスに乗って何処かへ連れて行かれます。バス1台にとうてい乗り切れる人数でもなく、適当な人数になると出発するのであります。特定の係が案内してくれる訳でもなく、アナウンスも無く、ただ見たことのある人達に逸れない様について行くのであった。(一人トイレにでも行っていたら、きっと見失い、迷子になっていたに違いありません。)
バスに乗り、その大きなホテルに着いたのが夜の2時。一人旅の人も誰かに声を掛け、ツインの部屋に泊まるとの事。嫌な人は追加料金を払ってシングルルームを取る。さっとシャワーを浴び、寝たのか寝ないのか分からないうちに朝6時にモーニングコールがかかってきて、6時半に一階食堂で朝食。7階のエレベーター前でだいぶ待たされ、やっとエレベーターが来たかと思ったら満員。2台あるエレベーターの1台は壊れているらしく、3階と4階の間を行ったり来たりしている表示で、たまに変な文字が表示される。遅れたら大変とばかり、7階から非常階段をスーツケースを抱えて一気に歩いて降りる。
食堂でお粥をすすろうとスプーンを持って口に運ぼうとするが手が上がらない。「やべえ!脳梗塞にでもなったかな?」と思ったら、さっき7階からスーツケースを持って一気に一階まで降りたからだと分かって一安心。7時にはバスに乗り、また空港で永い搭乗手続きが始まった。
今度はスムースに飛行機は飛び立ち、あっという間に成田に着いた。そこから今度は高速バスにのり3時間余りで夜、家に着く。丸二日がかりの帰省でした。めでたしめでたし。